BIOのこと

Bonjour !

今更だけれど、フランスってBIO(Biologique=オーガニック)の商品がすごく多い。日本に住んでいたときは有機食品などあまり食べていなかったけれど、妻の影響でフランスに来てからはめっきりBIOばかり食べるようになった。

街なかに溢れるBIO

日本で有機食品を探すのは難しい。少なくとも、日本にいたとき妻はそう言っていたし、この前日本に行った時もそう感じた。もちろん巷には、「有機食材店」や「オーガニック・カフェ」があることにはある。でもそれらは、探そうとしないと見つけられない。
ここフランスでは、街のスーパーにはどこもBIOのコーナーがある。なんなら、ほとんどすべてのスーパーのプライベートブランド(PB)に、BIOの商品群がラインナップされている。日本でも、イオンやライフで同様の展開はあるらしいけど。。

アグドにあるBIO専門店「Nouri’ Bio」

また、BIO専門店の多さにも注目したい。現在僕が住んでいるアグドの商業エリアには、半径1kmのエリアに少なくとも5つのBIO専門店がある(!)。ちなみにアグドという街は、パリやマルセイユのような大きな都市圏じゃあありません。つまりそれだけ需要があるということで、国民一人ひとりの食あるいは環境への意識が高いというじゃないだろうか。

BIOを支持するということ

なぜ「環境」か。
日本では、有機栽培を語るときに人体への健康上での利点(農薬や遺伝子組み換え作物の不使用等)で語られる場合が多い気がする。もちろんそれも事実であるが、一方で環境や動物に対し負荷の少ない、倫理的な方法で農業が行われていることも忘れてはならない。特にBIOの畜産品(乳製品や肉、卵など)を買うということは、その飼育環境を支持するということだ。

卵を例に取ろう。
日本では、「バタリーケージ」というワイヤーで出来た、砂も止まり木もない窮屈なケージでの飼育が実に全体の9割を占めている。飼育されている鶏はただひたすら卵を産ませられ続けるだけというわけだ。
一方EU(ヨーロッパ連合)では、1999年に廃止が決定され、2012年に施工された。フランスでは(バタリーケージではない)ケージ飼育こそ残っているものの、BIOの卵となれば多くがplein air (野外)で飼育されているものだ。
そういえば日本のスーパーの卵は、カラが薄くて実も小さく、特別美味しいと思ったことはない。しかしBIOの卵(できれば農家の直売)を食べると、その美味しさに驚く。半熟の目玉焼きを作って美味しいパンで黄身を潰すように食べるだけで、十分なディナーになってしまう。野外で伸び伸び飼育されている鶏はストレスがないので、卵も大きく濃厚なのだ。

まとめ

BIOの商品は普通の商品と比べると割高だし、野菜などは少々小柄で不格好なものも多い。しかしどれも味は濃厚で体にも良いから、一度口にすると他では物足りなくなってしまう。そして何より、BIOの商品を買うということはその商品ができるまでの過程を支持することにも繋がる。
そういう意味で、僕らはこれからも、できるだけBIOの商品を支持するだろう。

À bientôt !

tokyomacherie
フランス人の彼女を追ってパリへ渡った日本男子のブログ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA